どうも、3日前まで普通に喋れてた配達員です。
歯列矯正を始めました〜!念願…!!お金に少しだけ余裕が出てやっと踏み切れた。10年以上前からやりたかったんだ…!!!
「綺麗な歯並びになりたい」という、ささやかすぎる願いから始まった矯正ライフ。でも現実は想像の100倍キツかった。
3日目にして既に人生観が変わりました。
特に配達員という職業柄、想像以上に地獄だったので、包み隠さずリアルな心境を垂れ流してみます。同情してください。
1日目:装着直後の衝撃(6/2)
歯医者さん:「ちょっと違和感あるかもしれませんが、すぐ慣れますよ〜」
嘘つけ。
口の中に異物が入ってる感覚が半端ない。
下顎が小さいらしくてゴムかけをしてるんだけど、まあこれが痛い。下の歯はマウスピースでギチギチで違和感。上の歯には変なのくっついてて、上の歯と下の歯はゴムで繋がってる。常にゴムのパワーが歯にかかっている。
これが「ちょっとした違和感」?
帰り道の車の中で鏡を見たら、なんか悲しくなった。
お前が出っ歯なのが悪いんだ、、、!ひぃん

元々たらこ唇で出っ歯なのに、口の中に異物が増えての口元に軽くショック。「まあ、慣れるでしょ」なんて軽く考えてた始める前の自分よ…。だるいぜ、こりゃ。
2日目(6/3):滑舌地獄の本格化
朝起きて、口が開かねえ…!
強制口呼吸停止装置だ…!!ありがてえ???
そしてめんどくせえ。
まず、2本のゴムを外して、マウスピースを外す。このマウスピースを外すのが何より痛え。
そんでマウスピースを歯ブラシで磨く。
この全て外した時だけ、何でも口に入れられる!!飯を食えることのありがたさを感じるのだ!!!
でも口はまだ違和感。噛むとちょっと痛い。
そんでゴムかけの装置にまぁー飯が挟まる。これがクソだるい。
ご飯食べたら歯磨きを入念にしてまた、マウスピースをはめて、ゴムを2本つける。
このゴム、なかなかの曲者
最初は引っ掛けるのに手こずる。
口の中の2点に小ネギくらいの小さいゴムをかけるのだ。
この引っ掛け棒を使ってやるのだが、これがなかなか難しい。不器用な人ならイライラしてやらなくなりそうなレベル。

このふざけたコアラで毎回ゴムをひっかけるぅ?
やってられるか!!!!W
そして矯正して初めての配達
最初のお客様で「田中様ですね」が「たなかしゃまでthね」になった瞬間、現実を知る。
お客様の「え?」という顔。もう一度言い直しても「たなかすぁま」。3回目でようやく察してもらえた時の気まずさ、今でも思い出すと胃が痛い。
配達先での自己紹介がもはや暗号。
「宅急便です〜」ってはっきり言えない。
「やまとううゆでしゅ」になる。きっつ。
何この赤ちゃん語。きっず。
電話対応が特にヤバい
お客様から「すみません、もう一度お願いします」と言われた時は、もう配達員やめたくなった。声を大きくしても滑舌は改善されない。むしろ赤ちゃん語が響いて余計に恥ずかしい。
昼休憩でコーヒーを飲もうとして「あ、着色するからダメだった」と思い出す絶望感。仕方なく水を飲みながら、これからの人生を考える。
楽しみがない。
コーヒーとおやつがもはや禁止になってるのしんどい。強制カフェイン断ちされてる。
これは、痩せてしまうのでは???
2日目で気がついた事は、あくびが出来ない。ゴムのせいで口が開かないから毎回噛み殺すみたいな感じになる。こりゃしんどい。
3日目:諦めの境地?(6/4)
朝起きて、まず口の状態をチェック。痛みは少し慣れたけど、やっぱり喋りにくい。
「慣れた」というより「諦めた」が正しい。
配達先で「やまらしゃまでthね」(山田様)と言っても、もう恥ずかしさより「察してくれ」という気持ちの方が強い。お客様も多分なんかこいつ滑舌悪いなって思ってるだろう。
でも電話対応はもっと地獄。特に高齢のお客様相手だと、何度言っても伝わらない。申し訳なさと情けなさで心が折れそう。
でも小ネギゴムは引っ掛け棒なしで手でイケるようになった。誰にも見せられない。口に手を突っ込んでアガアガしてる姿。
三日目で気がついた。くしゃみできない。盛大なやつは歯が噛み合ってドチャクソに痛い。
咳みたいなくしゃみを「エッフ」とするしかない。つらい。
ゴム掛けという名の制約地獄
今はゴム掛けっていう状態で、要するに上下の歯にゴムをかけて固定してる。
約半年間はこれをやって奥歯を動かすんだって。本当にこれで動くのかしら、、、
これがまた面倒くさい。
食事の度に外して、食べて、歯磨きして、また付ける。この一連の流れに毎回30分かかる。もう食事じゃなくて儀式。
しかも固形物を口に入れられるのは1日3回だけ。朝昼晩のごはんの時ね。
入れられるけどマウスピースしながらだと歯と歯が当たるだけで痛い。
配達中にお腹が空いても、飴一個も食べられない。休憩時間にちょっとお菓子を…なんて今や夢の話。
昨日、常連のお客様から「お疲れ様」って飴をもらった時、断るのが辛すぎて泣きそうになった。善意を無下にできないし、でも食べられないし。「ありがとうございましゅ」しか言えない自分が情けない。
コーヒー断ちという名の拷問
「着色するのでコーヒーは控えてください」
人生の楽しみを奪うな。
配達員の休憩時間といえばコーヒー。缶コーヒー片手にホッと一息つく、あの至福の時間が消失。
今は水オンリー生活。味気なさすぎて、休憩時間が苦痛になってきた。
「紅茶やお茶もダメですか?」って聞いたら「できれば避けて」と言われた。
外さなきゃ飲めないなら飲まない選択をするわな。
まあ、暑い中キンキンに冷えたカフェラテもらった時はぐびぐびいってまいましたわな。
喋る時の工夫は…無い
滑舌はどうにもならん。こういうもんだと大きい声を出すしかないのだ。
食事という名の戦争
- ゴムを外すのに5秒(3日目は流石に慣れた)
- マウスピース外すのに30秒(これが1番痛い)
- 食事10分(急いで食べないといけない気分)
- 歯磨き10分(めちゃくちゃ丁寧にやる)
- ゴム装着1分(これは慣れても感覚で付けるから割とミスる)
- マウスピース装着10秒(これはもう余裕。一回舌を挟んで血が出た)
約22分。
↓これがゴムとマウスピース無し

↓これがゴムとマウスピースあり⁽下の歯のみ⁾

↓これが横から見た見苦しい歯並び。

しかも食べられるものが限定される。硬いもの、粘着性のあるもの、色の濃いものは基本アウト。
禁止ではないけどね。食べたらすぐ歯磨きしたら多分大体大丈夫。矯正器具に具が巻き付くからすぐ口をゆすいで歯を磨くことになるよ。
これ、あと何年続くんでしょうか。
鏡チェックが止まらない
気づいたら鏡を見てる。
「ゴムちゃんと付いてるかな」「食べカス挟まってないかな」「装置、見えすぎてないかな」
食べかすは確実にある。あほほどくっついてる。まじで。
1日50回は見てる。もはや鏡チェック依存症。
お客様と話してる時も「今、装置見えてるな」って気になって集中できない。笑顔を作ると余計に目立つ気がして、最近は真顔で配達してる。感じ悪いと思われてそう。ほんとに。営業所の仲間とも口開けて笑えない。
現実逃避の時間
ふと、矯正前の生活を思い出す。
- 普通に「おはようございます」って言えた日々
- コーヒーを好きな時に飲めた日々
- お客様から飴をもらって素直に「ありがとうございます」って言えた日々
あの頃が恋しい。
歯医者さんに「期間はどのくらいですか?」って聞いた時の答えを思い出す。
「個人差がありますが、2〜3年程度ですね」
2〜3年。分かってはいたが長い。
まだ3日しか経ってないのに、既に挫折しそう。
でも、やめるわけにはいかない
- 高いお金払ったし(ローン組んだし)
- 綺麗な歯並びへの憧れもあるし
- てか考えたって仕方ない。自分で始めたんだしやめることも出来ない
自分に言い聞かせる毎日。
「慣れる、絶対慣れる」
「美しい歯並びのため」
「あと○日で1週間」
でも正直、まだ慣れる気配がない。
配達員仲間の反応
同僚に歯列矯正の話をしたら「大変だな〜」って同情された。
「接客業で矯正はキツいよな」
「俺も歯並び悪いけど、踏み切れないわ」
「頑張れよ〜」
励ましの言葉はありがたいけど、実際の辛さは分かってもらえない。まあ、自分で選んだ道だからしょうがないんだけど。
歯列矯正3日目の結論
3日目の心境:後悔7割、希望3割
- 後悔:こんなに大変だと思わなかった
- 希望:慣れれば楽になる…はず
配達と矯正は相性が悪い。
初日のストレスはやばかった。
家に帰ってなんか無性にイライラしてしまった。
なぜか配達件数はその日210個はあった。頭も痛くなるしやばかった。やば。
明日で4日目。歯医者さんが言ってた「1週間が山場」まで、あと4日。
頑張るしかない。
というか、頑張るしか選択肢がない。
同じ境遇の方へ
同じく矯正中の方、特に接客業の方、一緒に励まし合いませんか?
滑舌問題、食事制限、お客様対応の工夫…コメントで体験談や解決策を教えてください😭
きっと同じような苦労をしてる人がいるはず。一人じゃないって思いたい。
※この記事は100%リアル体験談です(美化も盛りもなし)
関連タグ: #歯列矯正 #配達員のリアル #滑舌問題 #接客業 #絶望日記
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コメントや体験談お待ちしてます!矯正×接客のリアルを語り合いましょう😭
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